社名ディライトスタッフ株式会社
サービス新規立ち上げ
企業規模50名以下
キカリ創業当初より、コンサルティングサービスを導入いただいているディライトスタッフ株式会社、代表取締役社長 堀 一喜様に「導入のきっかけ」と「コンサルティングサービス導入後の事業の状況」についてお話を伺いました。
——— 本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。コンサルティングサービスを導入されたきっかけと導入後の派遣事業の状況について、お話しいただけますと幸いです。
Q.まずは、ディライトスタッフ様の事業内容について教えてください。
飲食事業支援や居抜き物件サイトを運営する会社が、新しく派遣事業を組み入れようということで人材派遣部門を設立し、その責任者として私が着任しました。2018年6月には人材派遣部門を独立させ、「あどばるHR株式会社」を設立。2年後の2018年に社名を変更して現在の「ディライトスタッフ株式会社」となり、飲食、ホテル、アミューズメント、オフィスワークなど総合人材サービス企業として幅広い事業を展開しています。
Q. 弊社の事業立ち上げサービスはどのタイミングで知りましたか?
2020年の新型コロナウイルスの感染で飲食やホテルの事業が大きな打撃を受け、成長産業であるエンジニアや医療介護の分野に着手しなければ、いずれ衰退していくという危機感を抱いていました。ちょうどキカリさんで取締役をしている溝部さんとは前職で親交があったため、今後の事業展開について相談したところ、医療介護業界の派遣事業立ち上げを手伝ってもらえるということになりました。
――― まだキカリが設立する前から親交があったのですね。
Q. その後、医療介護の立ち上げは上手くいきましたか?
自前でアルバイトを雇い、介護施設の開拓方法や派遣スタッフのマッチング方法などを教えてもらいサポートいただく形で電話営業をしていましたが、半年間やっても思うような成果は出ませんでした。もうこのまま継続するのは難しいのかなと思っていた矢先、キカリさんがコンサルタント常駐型の派遣事業立ち上げサービスを開始されるということで、医療介護派遣の経験者であるコンサルタントが1名常駐してくれることになりました。
あれだけ半年間、苦戦していたにもかかわらずコンサルタント常駐後は、順調に売上が伸びていき、1年後には既存事業と介護派遣事業の売上が同じ規模にまで成長することができました。
そこから更にキカリさんから今後の事業計画の提案を受けて話合い、自前で社員を採用し、コンサルタントを1名増員し、現在はコンサルタント2名、社員4名の6名体制で運営しています。
Q. コンサルタント常駐の有無によって、大きな違いがありましたか?
非常に大きかったです。医療介護派遣のノウハウを教えてもらうサポート体制だけの時は、どうしても受け身になってしまいメンバーに積極性がありませんでした。医療介護派遣の経験者であるコンサルタントが常駐してくれることで事業を牽引してくれますし、成長スピードが何倍にも変わりました。
売上を拡大させるだけではなく、会社や事業拡大の先のことを考えてコンサルタントは様々な提案をしてくれますので、非常に頼もしい存在です。
――― ありがとうございます。
Q. 医療介護業界の需要はどのように感じていらっしゃいますか?
マッチング率が高く、人材の需要が高いという話は、各営業担当からよく耳にしています。実際にFAX DMの反響も良いですし、充足している介護施設が少ないという印象です。すでに医療介護業界に参入している派遣事業者は多く、後発としてスタートすることに不安はありましたが、後発だからこそお客様の声を聞いて、嫌なこと、困っていることを聞いた上で対応できることは強みですね。
派遣スタッフの集客はキカリさんに代行してもらっていますが、当初は既存事業と比較して専門職の集客単価は高いという印象を受けました。しかしながら、利益率が高い派遣スタッフさんが長期的に就業してくれることによって、最終的に手元に残る利益は大きくなり、事業の成長スピードも速いことを実感しています。
現在は、事業の成長を考えた際に必要な人数を採用するための費用という風に考えていますので、今後も引き続きお願いしたいと思っています。
Q. ありがとうございます。最後に、今後の目標を教えてください。
社内体制として既存事業にリソースや投資を回すよりも、医療介護の派遣事業を強化していこうという動きに変わりバックアップ体制も整っています。嬉しいことに当初3年で5億円の売上を目標でスタートしましたが、3年経たずして達成が見えてきている状況です。
非常に安定した伸びを見せてくれていますので、このまま売上を伸ばしつつコンサルタント以外の未経験メンバーの教育やエリアの横展開に力を入れていきたいと考えています。
――― 長きに渡りご愛顧ありがとうございます。今後とも期待にお応えできるよう尽力いたします。引き続き、よろしくお願いいたします。
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