株式会社キカリ

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特定派遣と登録型派遣の「ハイブリッド型」で事業立ち上げ!育成型の介護業界で幅広い年代の就労支援へ

社名Evand株式会社

サービス新規立ち上げ

企業規模301名以上

特定派遣と登録型派遣の「ハイブリッド型」で事業立ち上げ!育成型の介護業界で幅広い年代の就労支援へ

2024年1月より、キカリのコンサルティングサービスを導入いただいているEvand株式会社、HR事業部 事業部長 今井 雄基様に「導入のきっかけ」についてお話を伺いました。

——— 本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。コンサルティングサービスを導入されたきっかけについて、お話しいただけますと幸いです。

Q.まずは、Evand様の事業内容について教えてください。

Evand株式会社は、EC、メディア、人材、アートなど多様な事業を展開するFIDIAグループの子会社として通信業界やコールセンターに特化した人材サービス事業を展開しています。「人が辞めない人材会社を作りたい」という想いからスタートして社員・派遣スタッフ双方の正社員化や役職化等の取り組みを進め、ベストベンチャー賞やホワイト企業の認定を受けました。

既存事業である通信とコールセンターは順調に伸びていましたが、求職者のほとんどを若年層が占めている状態でした。”ゆりかごから墓場まで” というコンセプトで考えた際に、新しい業界へ参入して年齢層の幅を広げる必要がありました。

幼稚園や保育園、インターナショナルスクール、清掃関係、建築関係など様々な業界が候補に挙がりましたが、育成型で無資格からキャリアアップができる福祉・介護業界は「やる気はあるけれど機会に恵まれていない人」を支援したいという弊社のコンセプトに合致したため、昨年5月、6月頃より特定派遣の新しい職種として福祉・介護関連の業種へ着手しました。

Q. キカリの事業立ち上げサービスはどのタイミングで知りましたか?

ちょうど福祉関連の特定派遣サービスを立ち上げた後、ホームページの問合せフォームのDMで知りました。事業の内容に興味を持って商談をお願いしましたが、営業、営業して売り込むような雰囲気ではなく「登録型派遣の経験しかないので特定派遣はできません」とハッキリ断ってくれ、非常に誠実な印象を受けました。

担当さんと話を進める中で、登録型派遣と特定派遣のハイブリッド型の事業展開を提案いただきましたが、当時は特定派遣が走り出したばかりのタイミングで、自社だけでスピード感を持って伸ばしていけると思っていましたので、実は一度お断りさせてもらいました。

――― 提案を一度お断りされた過去があったのですね。その後、具体的にどのような状況の変化があったのでしょうか。

キカリさんからの提案をお断りしたものの、事業が走り出していくうちに課題が幾つか出てきました。介護福祉業界ならではの暗黙の了解やルールのようなものが存在していて、それを手探りで1つ1つクリアしていかなければなりませんでした。こうした業界の属人的な感覚を持ち合わせていないことは事業を伸ばす上で大きなネックになりました。

MVVを策定して空中戦では勝負できる状態でしたが、地上戦が回らなくなってしまったため、以前提案いただいたハイブリッド型で話しを進めさせていただき、事業立ち上げサービスの導入を決意しました。

Q.事業立ち上げサービス導入にあたり、決め手になった部分はございましたか?

コンサルタントの方が常駐してくれるということは非常に大きかったです。もしコンサルタントが不在で顧問のような形のサービスであれば、今回は導入していなかったと思います。社内にコンサルタントが在籍するということは、会社として前例がなかったため手続きに多少の戸惑いはありましたが、社内から大きな反対などは無くスムーズに導入へ向けて進めることができました。

ただコンサルタントによって能力や人柄など差があると感じていましたので、事前にお食事の機会を設けていただき、交流を深めた状態で着任してもらいました。まだ始まって2週間ですが、当社の営業スタイルと似たものを感じスピード感が居心地よいです。弊社は徐々に会社が大きくなるにつれてスピード感が落ちてきたと感じていましたので、それが戻ってきたことも嬉しいですね。コンサルタントの方には感謝しています。

――― ありがとうございます。しっかりと結果でお返しできるよう尽力いたします。

Q.最後に、今後の事業展開について教えてください。

現在は大阪本社で立ち上げていますが、弊社の強みとして全国7拠点の展開があります。各拠点にコンサルタントを配置して、登録型派遣と特定派遣のハイブリッド型を広げていきたいと考えています。

「人が輝く、世界がかわる」というビジョンの元、一人ひとりのキャリアを描き、選択肢を増やす就労支援に力を入れています。社内制度を活用することで介護職だった方が新たなキャリアを展開できるかもしれませんし、他の業界から介護の仕事にチャレンジしたいという方を増やすことができるとも考えています。

こうしたシナジーを全国に広げていけるようキカリさんと一緒にハイブリッド型で事業を伸ばしていきたいと思います。

——— 本日はお忙しい中、貴重なお話をいただき、誠にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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